スルメはイカを乾燥させた乾物食品で、長期的に保存がきくことから保存食品として昔から愛され続けてきました。
現在では1度に食べられる量には限りがあるとのことで「スルメダイエット」なども出てきています。
スルメには大きく分けて「スルメイカ」「剣先イカ」の2種類ありますが、これらのスルメを美味しく食べるにはシンプルに火で炙るのが1番です。
(上:スルメイカ(真イカ)、下:剣先イカ)
スルメを焼くことで
- 香りが豊か
- 深い味
- 暖かくて柔らかい
- 弾力ある食感
といったことを楽しむことができるようになるので、正しい焼き方で作りましょう。
ここでは、スルメを火で炙る正しい焼き方についてご紹介したいと思います。
ただライターで炙るのは小手先レベルです!
用意する物!
食材(※スルメ1枚分)
- スルメ(食べる量)
- 日本酒(200ml程度)
- 塩(小さじ1)
ソース
- マヨネーズ
- 醤油
- 一味
使用した道具(※スルメ1枚分)
- 密閉容器(1つ)
- 専用焼き網(1つ)
- 電気ストーブ
step
1容器にスルメを入れる
スルメが入る容器を用意して準備。
step
2日本酒を注ぐ
今回は家にあった日本酒「白鶴のまる」を使用しました。
日本酒に漬けることで何もしない焼き方と比べて、柔らかく弾力を感じるスルメになります。
日本酒を注ぐ
面が日本酒で満たされる量であればOK
step
3フタをしてシェイク
※フタが無い場合はひっくり返てスルメの裏表を変えるだけでも大丈夫です。
ポイントはスルメ全体に日本酒をかけることです。
その後、30分放置してください。
放置後の画像がこちらですが、特に見た目に変化はありません。
触ると生のイカに少し戻ったくらいです。
step
4両面に塩を振る
家にあった「アジシオ(塩)」を使用しました。
日本酒に漬けたことで多少塩っけが薄くなるので、スルメの両面に軽く塩を振ってください。
塩を振る前
塩を振った後
step
5放射熱で焼く
スルメを焼く道具はいろいろありますが、ここでは簡単で綺麗に焼ける電気ストーブを使用しました。
その他で炙る場合は、直接火で焼くよりも、「ストーブ」「オーブン」「フライパン」などの直接火に触れない放射熱で焼くことがおすすめです。
その方が、焦げにくく全体を綺麗に焼くことができます。
道具はスルメ専用の焼き網を使用しました。
↓スルメ専用の焼き網って何!?って方はこちら
焼き方のポイントは時間をかけて焼くことです。
時間を待てずにすぐ焼いてしまう焼き方は邪道です。
最低でも5分以上は時間をかけて焼いていきましょう。
以下の順番に気をつけて確実に美味しく焼きましょう。
焼き方のポイント
- 両面の水分を蒸発させることを意識
- 皮が付いていない方を焼いていく
- 仕上げに皮の面を焼いていく
焼き上がり
日本酒の水分を含んでいるので少し反ります。
これは表面は焼き上がり、中は1夜干しのような弾力が残っている良い焼き方の証拠です。
硬いスルメと違って噛んだ時に弾力を感じることができるでしょう。
step
6ゲソも同じく焼く
今までと同じようにゲソも焼いていきましょう。
ゲソは味が濃い傾向にあるので、塩はお好みで振ってください。
私の場合は塩は振らずにそのまま焼いていきます。
重要なので再度言いますが、焼き方で大切なのは時間をかけることです。
正しい焼き方で焼くことができれば、スルメの胴体と同じように弾力が残った状態で焼きあげることができます。
step
7完成
ソースは王道の「醤油マヨネーズに一味」を混ぜたものを用意しました。
これで完成です。
正しい焼き方で焼くことができれば、あなたも本格的なスルメを楽しむことができるはずです。
冷めて硬くなっても、再度熱を加えればすぐに柔らかくなります。
今回使用したスルメは2匹×30g×3.4kcalなので200kcal+20kcal(ソース)といったところでしょうか。
晩酌や飲み会などで楽しんでみてはいかがでしょうか。
今回購入したスルメ
スルメイカのスルメ
商品名: するめ いか 【1枚当り90〜100g】 10枚 北海道産 するめいか
※楽天市場だけの販売です。
容量:1,000g | 価格:6,980円 |
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