スルメはイカを干した乾物食品で、昔から保存が効くことから保存食として愛されてきたおつまみです。
お酒のおつまみとして愛されているスルメですが、お酒と言えば「痛風」が気になりますよね。
その痛風の原因とされる「プリン体」の量が痛風を防ぐ、見極めポイントでもあります。
ではスルメは実際どれくらいのプリン体が含まれているのか調べて見ました。
スルメに含まれるプリン体含有量とは!?
結論から申し上げると、スルメのプリン体含有量は「100mg:94.4mg」です。
でも実際この値が多いのか少ないのかわかりませんよね。
この値が高いのか低いのか見分けるポイントとしては、一般的に下記の基準が目安になります。
プリン体の基準目安
プリン体が多いとされる値 | プリン体が少ないとされる値 |
「100g:200mg以上」 | 「100g:50mgイカ」 |
といったように、スルメは基本的にどっちつかずの量です。
しかし、スルメを1度の晩酌で100gという量はかなり多いです。
1cmに裂いたスルメが約3g程なので、100gとなるとスルメ3枚以上食べることになるでしょう。
そんな人見たことがありません。
なので1度の晩酌で食べるスルメの量が20gだとしましょう。
それであればプリン体の量は「18.9mg」とかなり低いことがわかります。
なので一般的にスルメはプリン体の量が少ないと言われ、痛風を気にされている方のおつまみにはスルメが良いとされているのです。
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他の食品とプリン体の値を比較
スルメのプリン体が他の食品と比べてどれくらい含まれているのか比較してみました。
(※全て100mgあたりのプリン体含有量です。)
白米 | 25.9mg | 豚レバー | 284.8mg |
枝豆 | 47.9mg | 牛レバー | 219.8mg |
豆腐 | 31.1mg | 鶏レバー | 312.2mg |
ほうれん草 | 171.8mg | 生ハム | 138.3mg |
ブロッコリー | 70.0mg | カツオ | 211.4mg |
なす | 50.7mg | マグロ | 157.4mg |
パセリ | 288.9mg | たらこ | 120.7mg |
椎茸 | 20.8mg | 牡蠣 | 184.5mg |
わかめ | 262.4mg | 白子 | 305.5mg |
ひじき | 132.8mg | するめ | 94.4mg |
といったように比較的低いことがわかります。
先ほども言いましたが、スルメは1度に食べられる量が少ないので、おつまみには最適と言えるでしょう。
おつまみに選ぶなら!?
プリン体の含有量を気にされている方は、どういったおつまみを選んだら良いのか簡単にご紹介いたします。
■ワインで選ぶなら?
ワインを注文した際に選ぶおつまみは、チーズ系がプリン体が少なくておすすめです。
チーズなどの乳製品はアルカリ性食品で、プリン体が低いだけでなく、体にも良い効果を期待できるので賢い選択と言えるでしょう。
■ビールを選ぶなら?
ビールを注文した際に選ぶおつまみは、ナッツ系がプリン体が少なくておすすめです。
ナッツ系は種類に限らず全体的にプリン体が低いので安心して選ぶことができます。
■日本酒を選ぶなら?
日本酒を注文した際に選ぶおつまみは、するめが比較的プリン体が低い方なのでおすすめです。
プリン体の量はかなり低いとは言えませんが、比較的普通の量です。
しかし、1度に食べられる量が少ないので、実質プリン体の量は低いと言えるおつめみになるのでおすすめです。
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