スルメは昔から子供の歯固めになると言われてきました。
実際25年間スルメを3歳から食べ続けた私は、強い歯と顎を手に入れて、噛むことで困ったことは1度もありません。
では、もし子供にスルメを与えるなら、
- 何歳から?
- 幼児は大丈夫?
- 赤ちゃんも大丈夫?
- 離乳食に入れる?
といった疑問が数多くあるようなので全てご紹介していきます。
赤ちゃんに間違った方法でスルメを与えてることが多いようです。
幼児がスルメを食べる効果とは!?
幼児にスルメを与えた場合色々な効果があると言われています。
昔から言われている内容として
ポイント
- 噛む練習になる
- 歯固めになり強くなる
- 脳の刺激になる
- 唾液腺が刺激され虫歯菌を除去
といった効果が期待されています。
事実3歳から食べ続けたスルメ暦25年の私は、圧倒的に顎が強くなり歯が頑丈になりました。(家族で私だけ食べて強くなったので遺伝ではないようです)
今ではスルメだけじゃなく、何かを食べ過ぎて「顎か崩壊しそう」と思ったことは1度もありません。
顎筋も綺麗に作られますが、顎に力を入れると若干筋肉が盛り上がるので、女の子にはあまり向かないかもしれません。
幼児にスルメは何歳から?
幼児にスルメを与えるタイミングは「1歳からが良い」「歯が生えてからが良い」など色々な意見がありますが、私が自分の子供に与えたのは3歳からです。
これにはたくさんの理由がありますが、簡単にまとめると3つのポイントがあります。
ポイント
- アレルギー対策
- 歯が生えそろう
- 離乳食卒業
といったポイントで注意した場合、幼児にスルメを与えるタイミングは3歳です。
(お医者さんや、歯医者さんは1歳からでも良いと推奨している人もいますが、内容をしっかり確認しておくことが大切です。)
1つ1つしっかり解説していきますね。
アレルギー対策について
子供は3歳になるまでアレルギーの影響を受けやすいとされています。
イカはその中でもアレルギーが発症しやすい食べ物なので注意が必要になります。
与えてはいけないといったことではありませんので、与える際は食べ過ぎに注意して少しづつ食べさせましょう。
歯が生えそろう
歯並びのお話になりますが、子供の歯は10代の内は柔らかいので、歯の矯正は比較的結果に出やすい年代です。
この年代でスルメを食べても十分歯固めになるので、歯が生え揃っていない状態から無理に与える必要も無いかと思います。
歯が生え揃ってから全ての歯を使うようにスルメトレーニングを行うことをおすすめ致します。
離乳食卒業
離乳食卒業に向けて少しづつ通常の食べ物を与えてトレーニングしていきますよね。
その通常の食べ物が食べられる子供になってからスルメを与えることで、離乳食のときのようにすぐ飲み込もうとしないで、しっかり噛んでから食べるということを学習しています。
焦らずに、離乳食完全に卒業した次のステップとしてスルメを食べさせてはイカがでしょうか。
幼児用のスルメってあるの!?
幼児に与えるスルメには少し種類があります。
与えて良いスルメの種類は
ポイント
- 「無添加のスルメ」
これだけです。
基本的にスルメはイカを干しただけの商品がほとんどなので、8割無添加するめになります。
裏に原材料が書かれていると思いますが、そこに「イカ(真イカ)」などとだけ書かれているスルメを選ぶようにして下さい。
しかし、以下のスルメには注意して下さい。
注意ポイント
- 味付きスルメ
- 焼きスルメ
- ピリ辛スルメ
- イカ天スルメ
こういったスルメは添加物が含まれていることがほとんどで、塩分やカロリーも大きいことがあります。
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幼児にはイカのゲソがおすすめ!
幼児にスルメを与える場合、スルメのゲソの部分に多くの栄養素が含まれているためおすすめです。
スルメの胴体部分に比べて、タウリンが豊富に含まれているのがゲソなのです。
参考
タウリンの働きは?
- コレステロールの代謝を促し、血液をさらさらにしてくれる
- 心臓や肝臓の機能を高める
- 視力の回復
- インスリン分泌促進
- 高血圧の予防
などといった効果があると言われています。
その他にもスルメ自体には、
- タウリン
- DHA
- EPA
- ナイアシン
- カルシウム
- 葉酸
などが豊富に含まれています。
イカのゲソ部分は手で裂いたりしなくても元から長くて大きいので、赤ちゃんが丸ごと飲み込んでしまうことも防ぐことができるのでおすすめです。
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幼児にスルメを与える大きさとは!?
幼児にスルメを与える場合は、
ポイント
- ゲソ部分:そのまま
- 胴体部分:1cm程度に裂く
といった大きさで与えることがオススメです。
赤ちゃんが飲み込まないようになるべく長い大きさで与えて、飲み込みを防ぐようにして下さい。
初めて食べるときは、きちんと食べられるのかどうか必ず近くで見てあげる必要があります。
幼児にスルメを与える時間帯とは!?
幼児にスルメを与える場合、
ポイント
- 日中の早い時間帯
がおすすめです。
赤ちゃんが初めて食べる際や、まだスルメを食べることに慣れていないときは、何かトラブルが起きる可能性も0ではありません。
夜は病院などが見つからない場合が考えられますので、なるべく日中がおすすめです。
その他にも、スルメは消化しにくい食べ物です。
赤ちゃんの体が活発に動いている日中の時間帯に与えて下痢や嘔吐を起こさないように少しづつ与えてあげるようにして下さい。
スルメで食中毒が心配な方は!?
スルメは乾物食品で製造から約3ヶ月が一般的賞味期限です。
しかし、その期限内でも保存方法など理由で食中毒が心配な方は
ポイント
- スルメを焼く
といったことを行なって下さい。
このとき焼きすぎると更に固くなり、裂いたときに鋭利な角ができるので注意して下さい。
スルメの焼き方もたくさんありますのでご自身にあった焼き方で十分です。
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唾液から出るスルメ臭に注意!?
幼児が食べているスルメからスルメ臭が出るのは当然です。
しかし、赤ちゃん口から出る唾液があちこちに付着すると匂いが移るので注意が必要です。
注意すべき場所は
注意ポイント
- 車内
- 他人家
- 公共の場 など
といった他人に迷惑が及ぶ場所と、密室空間です。
食べるときはなるべく自宅で、匂いが付いても取れる場所で食べさせるのがポイントです。
現代ではスルメハラスメントといった言葉まで誕生している時代なので注意して下さい。
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幼児にスルメを与える場合ペットに注意!?
自宅で犬や猫を飼っている場合、幼児にスルメを与えるのは危険です。
幼児よりも飼っているペットに悪影響を及ぼす恐れがあるのです。
スルメは猫や犬にとって良くない食べ物なのです。
誤って動物が食べてしまった場合の症状としては
注意ポイント
- 嘔吐
- 下痢
- 胃腸で詰まる
- 神経麻痺
といったことが起こるので注意が必要です。
スルメは消化しにくい食べ物なので犬や猫が食べると消化しきれずに嘔吐・下痢を起こし、最悪胃腸に詰まります。
スルメにはビタミンB1の一種でチアミナーゼというチアミンを分解する酵素が含まれているのですが、これを過剰に摂取することで、後ろ足がふらついたり、神経麻痺を起こす症状が現れることがあります。
昔からスルメを猫にあげると「腰を抜かす」と言われていますが、この神経系の麻痺が原因であるようです。
しかし、大量に食べない限りこういった症状は起こらないので、誤って食べたくらいの量なら今後注意しておく程度のレベルで大丈夫です。
赤ちゃんはスルメをすぐに手放してしまう恐れがあります。
犬や猫はスルメを食べてはいけないものだと認識していないので、簡単に食べてしまうことがあるので、なるべくゲージに入れておくなどしてスルメを食べてしまわないように注意して下さい。